隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSは、1958年に公開された黒澤作品の『隠し砦の三悪人』のリメイク作品です。
主役の武蔵を嵐の松本潤さん が、雪姫役を長澤まさみさん が演じています。
リメイク作品とは言え、オリジナルとは少しストーリー構成が変わっており、当時の作品を知っている人でも十分楽しめる作品です。
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映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】の見どころポイント
映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】の見どころ、それは、1950年代に作られた黒澤監督のオリジナル作品のリメイク版だということでしょう。約半世紀の時を越えて、リメイクされた作品は、オリジナルのいいところもありつつ、現代的な映像美も組み込まれており、見ごたえ抜群の仕上がりとなっています。主役の松本潤と雪姫役を務めた長澤まさみという美男美女の組み合わせにも注目したい作品です。こういった格好も着こなせるお二人のポテンシャルが溢れていますよ。戦国の時を令和の今リアルに感じられるので、タイムスリップしたいときなどにオススメです。脇役の阿部寛や椎名桔平、宮川大輔なども昔の泥臭さを見事に演じ切っています。特に阿部寛の演技はかなりのものです!!
ここが見どころダヨ
また記事後半では、あらすじ ・キャスト 等の作品情報や、みんなの感想・ネタバレ情報 なども紹介していますので、併せてチェックしてみて下さいね。
映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】の国内興行収入・比較
映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】の平均視聴率を他の有名なドラマと比較してみました。
<参考>国内興行収入・比較 作品名 興行収入 映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】 9.3億円 美女と野獣(2017) 124億円 劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 93億円 祈りの幕が下りる時 15.9億円 メン・イン・ブラック インターナショナル 10.3億円
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私の体験談
映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】の作品概要とキャスト・スタッフここからは映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】の関連情報になります。
まずは作品概要から。
1958年の黒澤作品『隠し砦の三悪人』のリメイクとして2007年11月1日に撮影開始。阿蘇山、熊本城、茨城県、静岡県などでロケを実施。興行収入は9.3億円[1]。1958年版の真壁六郎太に替わり、オリジナルキャラクターである武蔵が主人公となるなど、ストーリーのほとんどが1958年版と異なる独自のものである。
スペシャルエディション版含めDVDは2008年12月12日発売。また、2009年10月30日に日本テレビと嵐とのコラボレーション企画である「嵐CHALLENGE★week」の一環で、『金曜ロードショー』にて地上波初放送された。
引用:Wikipedia
次はキャスト・スタッフ情報です。
映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】のあらすじ公式あらすじ/クリックで開きます 時は戦国。とある地方に、海に面した豊かな国・早川と、早川と同盟を結ぶ小国・秋月、そして覇権拡大に野心を燃やす山名の三国があった。ある日、山名が秋月に侵攻。圧倒的な軍勢の前に秋月城は陥落したが、生き残った雪姫と莫大な軍資金・黄金百貫は城から消えていた......。隠された黄金を探す金掘り師の武蔵と木こりの新八は、ひょんな偶然から秋月の隠し金を発見する。その直後、ふたりの前に真壁六郎太と名乗るサムライとその弟が現れた。六郎太に金を奪われた武蔵たちは、秋月領から金を運び出す奇策を授ける代わりに分け前を要求する。金を運び出すために手を組む武蔵たちと六郎太。しかし六郎太には武蔵たちには言えぬ秘密があった。そしてそれぞれの思惑を胸にした一向の背後には、冷酷無比な山名のサムライ大将・鷹山刑部の手が迫っていた......。
引用:映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】FOD公式サイト
映画【隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS】のフル動画を観たミンナの感想
30代女性
プレミア試写会で鑑賞させていただきましたが、最近観た邦画の中では、群をぬいて面白かった作品だったと思います。というのも、自分はオリジナル版を観ていないのでオリジナルと今作のリメイクを比べる術がないのですが、ぜひ黒澤ファンの方にはオリジナル版とは違った新しい映画として鑑賞して欲しい、そんな作品だと感じました。観ている間は常にスリル感があり、スピード感も兼ね備えているため目が釘付けになってしまいます。キャスト陣の演技のうまさに引き込まれる二時間でした。時間の長さを感じることなく終わっていくそんな素晴らしい映画です。キャストでは特に椎名桔平さんの凄みのある鷹山刑部がとてもリアルで恐ささえを感じるほどでした。主役の松本潤さんや阿部寛さんなんかの演技も光っていましたし、雪姫を演じた長澤まさみさんの演技もここ最近出演されていた中では一番いい演技をされていのではないかと思います。お笑い芸人である宮川さんの新八役も超ハマっていました。お笑いだけでなくこういったところでも生きるキャラを持ち合わせているそれが彼の魅力かも?と気づかされました。是非、皆さんに観て欲しい作品です。
20代男性
黒澤明監督オリジナルの作品でこれはあの有名な『スターウォーズ』に影響を与えた作品です。今回のリメイク作は『スターウォーズ』のダースベーダーに影響されたのか?と思ってしまいました。実のところオリジナルをしっかりと観ていなかったので、当然オリジナルとの比較もできないのですが、アイドルが出演している時代劇とすれば、とてもいい仕上がりになっていたように感じました。以前の『日本沈没』もあり、絶対に見に行こうと思っていたので、足を運びました。森田リメイク版の『椿三十郎』という作品も有名ですが、この作品は織田裕二の背伸びした感じがあり、少し浮いてしまった感じがありましたが、今回の阿部寛が演ずる真壁六郎太はさりげない動きなどからもミフネを感じられ、すごく心地よく視聴できました。あぁ、これはきっとオリジナルでは三船敏郎が演じているんだろうな、なんてところまでわかってしまったくらいです。残念だったのは雪姫を演じた長澤まさみと金堀の武蔵を演じた松本潤に隠れてしまっていたことでしょうか。二人のオーラがすごすぎて、これでは六郎太が隠し砦の“砦”だとも思ってしまいました。樋口監督ということもあって、CGやアクションを楽しめる作品に見事仕上がっており、冒頭の秋月城炎上からどんどんと勢いを増していく感じが見ていて引き込まれるポイントでもありました。それに加えて、残虐なシーンであったり、民が苦役を強いられているそういった過激なシーンが効果的に描かれており、平民の心を理解していく雪姫に平民である自分は感情移入してしまいました。彼女の「民の心を知らねば再興もできぬ」という言葉もとても印象的で、そんなことからも長澤まさみのファンになってしまった次第です。兎にも角にも十分楽しめた良い作品でした。ぜひ、見ていないという方は視聴することをオススメします。
20代女性
この作品のオリジナルとの大きな違いは主役の変更でした。オリジナルでは姫を守る侍大将六郎太が主人公として描かれていましたが、新作のこちらでは山名出身の金堀衆武蔵が主人公となっています。そしてオリジナルでは、六郎太が強欲であった二人の百姓を利用しようと考えつき、それらを巻き込んだという設定になっていますが、逆に新作では、武蔵の方からうまく取り入ったこととしてシナリオが変更されています。なので必然的に物語は六郎太の武勇伝といった視点から、武蔵の心境の変化に支店を変えて描かれました。武士から庶民に中心人物を変更した点の一番の要因としては、おそらく、秋月の雪姫が語っていた「国を支えているのは武士のみにあらずして、多くの国民あってこそ」という平民に向けた眼差しからもうかがえます。武蔵という社会の底辺で暮らす存在の目線を中心に据えて物語を組んだ、それがオリジナルとの大きな差であったと思います。映画は、自分だけの欲に満ちた金への執着心や、親を殺された武士に対する深い恨みを超えていくところ、武蔵は雪姫が語る本当の国作りに手を貸してみようと思えるようになるなどなど。武蔵の心の成長を綴った超大作だったと思います。そして山猿のような最下層の英雄に、打ちひしがれている者たちを救おうとする姫さま、更には姫さまのピンチを救おうとする多くの秋月の民たち。その設定変更の鍵とも言えるポイントは、どうしてもここに引っ張られてしまいますが、かの有名な映画スターウォーズの共和国軍にあった理念に近いものだと言えると思いました。
30代男性
本作は、オリジナル作品からリメイクされていることからもシナリオ変更されています。しかしシナリオが変更されたからといって、黒澤明監督のスピリットが完全に否定されているわけではありません。これは黒澤監督のファンが少なからず気にしているところだと思うのですが、このリメイク作品には黒澤監督の魂を込めた作品が生きています。つまり人間の業の深さであったり、濃いキャラクターなんかはそのまま映画の中で生き続けています。 そういった例えとしては、阿部寛が演じていた六郎太は、三船敏郎がまるで乗り移ったかのような演技を見事に披露しています。阿部寛につきまとっている「ちょいワルオヤジ風」の軽さをこの作品の中では完璧に封印して、野太い男を演じています。武蔵の相棒である、欲に目が眩んだ新八は、その徹底したバカ丸出しキャラで、宮川大輔の演技は試写会場でも爆笑を起こし続けていました。映画の中でも彼の演じたキャラは実に印象的で、今でも鮮明に思い出されます。雪姫を演じた長澤まさみの演技は、これまでのかわいい系で徹底をしていたキャラをかなぐり捨てるかのように、男装に挑戦しています。荒っぽい役どころもあり、しかし反面に民を愛する心優しい一面も持ち合わせていてその極端な二面性を持った姫君をメリハリをつけて演じておられました。そしてなりより、役者松本潤の野性感のある武蔵役。彼のファン層をアイドルから役者として確実に広げていく素晴らしい演技であったと思います。
40代男性
かの有名な映画「隠し砦の三悪人」より映画は生まれました。映画のストーリーは、戦国時代を舞台として描かれます。領土争いをしている三国の話で、歴史好きな人ならきっと一度は目を通したことがあるであろうシナリオとなっています。小国の秋月は、山名という国に攻められてしまいその後陥落こそしましたが、そこで生き残った雪姫を演じる長澤まさみさんと莫大な軍資金を隠れながら、運び出そうとします。しかしその道中で、雪姫は何度も何度も、敵に見つかりそうになってしまいます。もうこちらとしてはこの時点で手汗が止まらないくらいドキドキでたまりませんでした。見ているこちらも、もうダメだと諦めかけた瞬間、真壁六郎太と名乗る侍を演じた阿部寛さんから、「人を隠すなら、人の中だ」とのアドバイスを受けます。そして二人は物陰や暗い場所など、あえて隠れそうな場所を狙っていたのですが、そこでは逆に見つかりやすいということを思い知らされるのです。結果として一番見つかりにくいのは「人の中」だという発想が、見ていて納得させられ、本当に面白かったです。そのセリフを聞いたときに、私は何故か、以前、流行った「ウォーリーを捜せ」というあの有名な本を思い出してしまいました。同じような服装をし、同じような体型をし、同じような人々の中に潜り込んでしまえば、パッと見つけにくい、そういう逆の発想は、今後生きていく上で、何かに使えそうだと思いました。今も昔も発送の転換というものは大事だと思いました。
40代男性
レビューすればほかの人と同じような感じになってしまいますが、まぁまぁ、黒澤監督のオリジナルと比べてみると、リメイク作品として物足りなく感じてしまうのは事実です。それは、リメイク作品の視点が侍の「六郎太」から山の民の「武蔵」へ移った事が大きな要因だと言えるでしょう。これをあえてリメイクととらえず全くの新しい映画だとして観てみると、作品としては思った以上に酷く感じることはなかったです。主役の松潤は元よりも脇を固めた阿部寛や宮川大輔、そして椎名桔平などがとてもいい味を出していました。特に高嶋政宏と國村隼の演技は素晴らしかったですし、高嶋政宏に関しては気持ち悪すぎて、ずっと面白かったです。長澤まさみ演じる雪姫はオリジナルとは本当に違いすぎて、最初こそ少し戸惑ったものの、長澤まさみの良さが出ており、それはそれでありかなーと思いました。もっと無骨さや民を想う姿勢などを違ったところから見せれば良かったのかもしれませんが、これはこれでありでした。CGもうまく編集されており、いい意味でCGらしさがそこかしこにあり、非現実的、非現代的で楽しめたので現実から目をそむけたくなったときはこの作品をオススメします。
20代女性
まず映画を見た感想としては、本当におもしろい!ただそれだけでした。最近の邦画の中からすれば、この作品は群をぬいて面白いかったのでは、と思うくらいです。それくらい私はハマりました。映画を細かく見ていけば突っ込みどころ満載なのかもしれませんが、見ている間はそれさえも忘れさせてくれるくらいの、スリル、そして疾走感がありました。なので、映画の時間を感じることなく一気に見ることができます。たしかにオリジナルの様な重厚感は今作にはありませんが、その軽さが逆に現代の風潮にマッチしていたと思います。そういった意味からもこの作品の方が現代ウケするのでは?と思ってしまいます。ストーリーもオリジナルのいいところをなぞらえながら、それを独自に変化させていく、そんなリメイクの醍醐味を感じられました。ストーリーの変えどころを見るのも楽しみの一つになっていて、オリジナルを知っているからこそこの作品は楽しく視聴することができました。あの名セリフもきちんと使っていて、リメイク版では更に深い意味を持ったセリフになっていて、これがリメイク版のよさだと感じました。確かに名作のリメイクはオリジナルを超えることができないかもしれません。しかし、本質を尊重しつつもまた違ったアプローチをするということで、今作は成功したのだと思います。
30代女性
本作は、娯楽映画として大変おもしろく鑑賞できました。ストーリーもキャラクターも大きな違和感を感じることなく素直に楽しめる、そんな映画です。いろいろとほかの方もつっこんでいる所もありますが、それをいちいち気にしていられないほどの展開の速さで最後まで一気に見ることができます。私にとっては、オリジナルの黒澤監督の作品も大好きなのですが、こちらはこちらで面白いと思える作品でした。今回のリメイク版は「椿三十郎」のリメイクとはまた一風違っていて、ストーリーやキャラクターまでもがオリジナルからは大胆に変更されていたのが大きな違いです。有名な決め台詞の使い方はアレンジされていて、こういう感じ方もできるのだと気づかせてもらえる瞬間もありました。突破する方法や、雪姫の成長秘話など、オリジナルからうまくアレンジされていてオリジナルファンからしてもおもしろい展開となっていました。オリジナルの「隠し砦の三悪人」を見ている人はそんなに多くはないと思います。実際に私の周りで10人くらいに見たか聞きましたが、実際に観ていたのはたったの1人でした。それくらい認知されていない作品だったのかと肩を落とす一方で、今回のリメイク版を見てオリジナルに移行される方が少なからずいることは事実で、それが私にとってはとても嬉しく感じました。
30代男性
ストーリーの本筋というところではオリジナルとなんら変わっていないですが、キャラクターの性格がオリジナルとは大きく変わっていることが伺えます。それによって話の展開もだいぶ違ったものに仕上がっていますが、その違いも、主人公がこのキャラクターだったなら、こんな展開になっていくのもアリなのかな~なんて思える、割と自然な仕上がりとなっているのが評価のポイントです。分かりやすく言えば、一度クリアしてしまったRPGをもう一度違うキャラクターでやってみたような、そんな感覚に近いかもしれません。リメイクしているのに、オリジナルを全くそのままなぞらえても仕方がないですし、これはこれでありなんだと思わされました。「裏切り御免」の予想だにしなかった使い方にもシビれましたし、当分その余韻に浸っていたくらいです。しかしこの作品はオリジナルが好きだった方には、なかなか受け入れてもらえないでしょうが、新参者の自分としては見事な現代風リメイクだったなと僕は思いました。しかしただ1つだけ言いたいことが。雪姫の衣装はもっとオリジナル作品のクオリティに近づけて欲しかったなと思います。リメイクの出来はともかくとして、こちらの長澤まさみが演じていた雪姫の太ももには期待していたのに、と思います・・・。こんな方きっと日本中にいるとおもいます。それだけが残念でした。ま、これも裏切り御免ということなのでしょうか…。またこういったリメイク作品を楽しみたいと思います。
20代男性
タイトルに横文字が使われていることからもわかりますが、この作品は多分『スターウォーズ』にインスパイヤされたであろうと予測できる作品です。そう感じたのも、例えば映画の中で描かれる殺陣シーンにおいて、チャンバラをしているというよりかは、火花を散らしながらべーダーとルークが戦っているそのシーンにそっくりだと思ったからです。斬り合うとき剣は白く輝いているところも、ライトソードといってもおかしくないほどの仕上がりでした。それに加えて、べーダーと見える将軍も登場してくるのですからこの予想は完璧に当たっていると思います。私はまだ黒澤監督のオリジナルの方は見ていないのですが、『スターウォーズ』がオリジナルにインスパイヤされた作品だったとするのであれば、本作で本家帰りしたかのようなものでしょう。オリジナルからは大幅にシナリオを変えているので、きっと黒澤ファンからはダメだしや低評価を受けることは必至なんでしょうが、これはこれで違った見応えがあったのは事実です。特にオリジナルの中にはなかったVFX処理というものを取り入れたことで、砦の爆発シーンなどはかなり迫力のある映像を挿入できたことがオリジナルとの大きな違いだと思います。そういった意味では、『和製スターウォーズ』と言ってしまってもいいくらいの作品クオリティだったと思います。VFXだけではなく、よくこんな幻想的な風景を日本の中から見つけてくるものだと感心させられるくらいロケーションにも力が入っており、それだけで映画を見る価値が見いだせるとも思ったくらいです。
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