映画、永遠の0は、岡田准一さん主演の太平洋戦争をテーマとした映画です。
零戦での空戦は圧巻で、生と死のはざまで生きようとした一人の宮部という軍人を演じています。
女房役として出てくる井上真央さんの演技も素晴らしく、今ある平和を大切に思える作品です。
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映画【永遠の0】の見どころポイント
永遠の0の見どころは、ズバリ現代との比較でしょう。零戦という戦闘機に乗って戦った一人の軍人宮部をV6の岡田准一さんが演じているのですが、今からでは全く想像もつかないような過酷な環境の中で日本のために命をかけて戦います。物語は、現代に生きる宮部の孫である三浦春馬が亡き祖父の過去を知ろうと生き残った宮部の仲間たちを訪れ話を聞くという流れで進んでいきます。みな、それぞれの戦後を生き、老いてはいるのですが、戦争の記憶は鮮明で、それぞれが受け取っていた宮部という一人の男の姿が語られます。三浦春馬は現代に生き、とくにやりたいこともなく日がな一日ぼーっと過ごすだけの青年でしたが、生きたくても生きられなかった祖父の思いを知り、前向きに日々生きようとします。平和ぼけしてしまいがちな今、改めて見ておきたい作品です。
ここが見どころダヨ
また記事後半では、あらすじ・キャスト等の作品情報や、みんなの感想・ネタバレ情報なども紹介していますので、併せてチェックしてみて下さいね。
映画【永遠の0】の国内興行収入・比較
映画【永遠の0】の平均視聴率を他の有名なドラマと比較してみました。
<参考>国内興行収入・比較 |
作品名 | 興行収入 |
映画【永遠の0】 | 87.6億円 |
美女と野獣(2017) | 124億円 |
劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 | 93億円 |
祈りの幕が下りる時 | 15.9億円 |
メン・イン・ブラック インターナショナル | 10.3億円 |
映画【永遠の0】を視聴デキる動画配信サービス
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配信状況チェック表/2021年3月5日 現在 |
配信サービス名 | 配信状況 | 無料期間 | 月額料金(税込) | 視聴期限 |
FODプレミアム | ▲ | 2週間 | ¥976 | 未定 |
Paravi | ▲ | 2週間 | ¥1,017 | 未定 |
hulu | ☓ | 2週間 | ¥1,026 | |
TELASA | ▲ | 15日間 | ¥618 | 2022年2月7日 |
U-NEXT | ☓ | 31日間 | ¥2,189 | |
Netflix | ☓ | ナシ | ¥880 ~¥1,980 | |
dTV | ◎ | 31日間 | ¥550 | 未定 |
AmazonPrimeVideo | ☓ | 30日間 | ¥550(¥4,896/年) | |
TSUTAYA TV | ▲ | 30日間 | ¥1,026 | 2022年3月31日 |
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大人の事情で地上波では観られない作品もあったりして、みたい作品を制覇出来るのはまだまだ先になりそうです。
私の体験談
映画【永遠の0】の作品概要とキャスト・スタッフ
ここからは映画【永遠の0】の関連情報になります。
まずは作品概要から。
2006年の初版当時から口コミで売れ続け、いまや累計発行部数350万部を超える国民的ベストセラーとなった感動作「永遠の0」(百田尚樹著)。その珠玉の物語に感銘を受けて映画化を熱望したのは『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズで日本アカデミー賞を席巻した山崎貴監督。出演者には、主人公のゼロ戦パイロット・宮部久蔵=岡田准一をはじめ、現代から宮部の謎に迫る青年・佐伯健太郎=三浦春馬、宮部の妻・松乃=井上真央ほか、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也(KAT-TUN)、吹石一恵、田中泯、山本學、風吹ジュン、平幹二朗、橋爪功、夏八木勲といった実力派かつ個性的な俳優陣が集結。主題歌は、この夏ついに復活を遂げたサザンオールスターズによる『蛍』。映画に強く共感した桑田佳祐が書き下ろした、美しくも壮大なバラードは“歌が流れるエンディングでもう一度泣ける”名曲。同グループとしての映画主題歌提供は実に23年ぶり、今世紀初となる。 日本最高峰のスタッフ・キャストが贈る、今年度NO.1のエンターテインメント超大作がついに動き出す!
引用:映画【永遠の0】公式サイト
次はキャスト・スタッフ情報です。
〔出演〕
岡田准一 三浦春馬 井上真央
濱田 岳 新井浩文 染谷将太 三浦貴大 上田竜也 吹石一恵
田中 泯 山本 學 風吹ジュン 平 幹二朗 橋爪 功 夏八木 勲
原作:百田尚樹『永遠の0』(太田出版)
監督 ・ VFX:山崎 貴
脚本:山崎 貴/林 民夫
音楽:佐藤直紀
主題歌:サザンオールスターズ 「蛍」(タイシタレーベル/ビクターエンタテインメント)
企画:アミューズ
制作プロダクション:ROBOT
VFXプロダクション:白組
制作協力:東宝映画 阿部秀司事務所
配給:東宝
製作:「永遠の0」製作委員会
東宝 アミューズ アミューズソフトエンタテインメント 電通
ROBOT 白組 阿部秀司事務所 ジェイ・ストーム
太田出版 講談社 双葉社 朝日新聞 日本経済新聞社
KDDI TOKYO FM 日本出版販売 GyaO! 中日新聞社 西日本新聞社
(C)2013 「永遠の0」製作委員会
引用:映画【永遠の0】公式サイト
映画【永遠の0】のあらすじ
アメリカが最も恐れたのは、「悪魔」と呼ばれたゼロ戦と、たったひとりの臆病者。
太平洋戦争末期。勝利を目前にしたアメリカを大混乱に陥れた、たった一機の戦闘機。「悪魔」と呼ばれたそのゼロ戦は、米軍最強の空母艦隊による一斉射撃・百万の銃弾をくぐり抜け、包囲網を突破してみせたのだ。その「悪魔」を操るパイロットは、実に意外な人物であった。宮部久蔵。天才的な操縦技術を持ちながら、生還することにのみ執着し、仲間から「臆病者」と蔑まれた男だった…。
60年の時を超えて、語り継がれる、壮大な愛。
そして時は2004年、現代。司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は、祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。実は自分と祖父・賢一郎には血のつながりが無く、“血縁上の祖父”が別にいるというのだ。本当の祖父の名は、宮部久蔵。60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。宮部の事を調べるために、かつての戦友のもとを訪ね歩く健太郎。しかし、そこで耳にした宮部の人物評は「海軍一の臆病者」などの酷い内容だった。
この空を生き抜いて、必ず還ってくる―それは妻と娘に誓った約束。
宮部は天才的な操縦技術を持ちながら、敵を撃破することよりも“生還”に執着し、乱戦になると真っ先に離脱したという。「家族のもとへ、必ず還ってくる」…それは宮部が妻・松乃と娘・清子に誓った、たったひとつの約束だった。そんな男がなぜ特攻を選んだのか。やがて宮部の最期を知る人物に辿りついた健太郎は、衝撃の真実を知ることに…。宮部が命がけで遺したメッセージとは何か。そして現代に生きる健太郎は、その思いを受け取ることができるのか。
引用:映画【永遠の0】公式サイト
映画【永遠の0】のフル動画を観たミンナの感想
20代男性
永遠の0は最初は小説を読んで泣いたことで、ずっと胸に残っていた作品です。そして映画化されると知り、実際に映画館へ赴き、鑑賞しました。小説はかなりの長編なので、どう描ききるのかワクワクして見に行きましたが、とてもうまくまとめられており、満足できた二時間でした。その後、DVDが貸し出され、テレビで放映され、今回で4回も観ていますが、やっぱり何度見ても泣けてしまいますね。評価が低い方の感想を観ていると、多分小説を読んでいないから、映画の時間だけでは物語に説明不足を感じてしまうのかもしれません。それ故に、感情移入が出来なかったのかなと思います。あれだけの長編小説の全てにおいて、ほぼ無駄な部分がないので少しでも省いてしまうと、、物語としてダメになってしまうのかもしれません。でもこの凝縮された映画も何回観ていても良く出来ていると思いますよ。宮部が大石に向かって言う「生き残って、そんな日がくると良いですね。」と言う宮部の言葉と想いが後々まで心に残っています。また夏になると見たくなる作品です。
40代女性
私がファンという欲目から主演が岡田准一さんなのでこの映画は絶対にハズレなしだと思っていたら、本当にハズレがなく見て大正解の作品でした。ありのままの、史実を映画にしてしまうと「壮大ドキュメンタリー」となってしまい「映画」ではなくなってしまいます。恐らくリアリティのなさにネガティブな印象を持ってしまう人はこの映画に対しては満足できないかもしれません。この映画を観れば、命の尊さや、信念なんかをすごく感じさせられます。そして、今となっては、とてもじゃないですが、考えられない、訳の分からない常識が蔓延っていたそんなイカれた時代だったのだと思います。あくまで過去は過去だということは理解しています。日本軍も悪いところはありましたし、やはり戦争はあってはいけないと思います。あってはいけないけど、やはり一人の軍人にフォーカスを当てると感動するものは感動してしまいます。もし自分がその時代に生きていたら、どんな空気に触れていたのかな?と考えさせられました。映画の中では、出演された役者さんたちが「その世界で生きていた」と言われていたようです。その証拠として、メイキングの画像を見てみると、劇中の顔とメイキングの時の顔が全く違っており、役者さんが本当になり切っておられたんだなと、そう思いました。この作品はストーリーも映像も素晴らしいですが、第一に役者さんたちの魂のこもった演技があってこその映画だったと思います。
30代男性
永遠の0は、日本史における最大の戦争である太平洋戦争を描いた作品です。その最大の被害者ともいえる若き特攻隊員たちの犠牲をドラマチックに描いた感動作で、その時代を知る人がどんどんといなくなっていく中で、こういった映画は大変貴重だと思います。日本映画の歴史において戦争批判の呪縛から解放された瞬間でもあると言えるでしょう。日本の陸海軍内部の構造不備が一番の問題だとは思いますが、負ける戦争に突入していった当時の日本は本当にバカだなあと思います。当時の日本を仕切っていた一人ひとりの責任が計り知れぬほど大きいです。原作で描かれているのは戦争を煽った新聞社の責任を扱っていましたが、映画はそこを潔くカットしています。これは映画で描くのはあくまで戦争に命を捧げるというところで、それによってさらに悲劇の物語に追い風を起こしたと思います。男の俳優さんは皆さん軍服姿が様になっていて、本当に当時に溶け込めそうな気迫さえありました。孫役の三浦春馬の演出もすごく力が入っていて、現代と過去のブランクを感じていく孫としての姿が本当によく描かれていました。主役の岡田准一の演技は非常に素晴らしくV6として踊って歌っている姿からは到底想像のできない演技力でした。他には、染谷将太の演技も素晴らしく、また気になる俳優さんが増えました。
40代男性
戦争から目を背けたくなるような負の部分もしっかりと描かれた作品です。そういったモノをしっかりと感じて観られるので、ストーリー展開やそれぞれの心理描写が素晴らしく泣けてしまいます。映像面でも優れたVFX技術が駆使されているので、星5つの作品だと思います。原作を書き下ろした百田直樹は、本当にすごい人だと思いますし、こうして映画化されるのも頷けます。実際の戦争の戦争体験者の証言は、手記などで知っていますが、どれを見ても悲惨極まりなく、しかしそれを前面に出した映画だったら、これほどまでに映画として成り立っていなかったかもしれません。老若男女問わず楽しめる心に残る作品となっています。
40代男性
私が見た戦争映画は、2つしかありません。1つは戦艦大和でこちらは2作品目となります。これは戦争時代に宮部久蔵という人がいた、実話をもとにした作品です。あの悲惨な時代に命の大切さを胸を張って訴えていた人で、映画を観てもわかりますが、こういった人は本当に少なかったのだと思いました。宮部は、たとえどんな事をしてでも、生きて帰って来ることが大切だと訴えていました。みんな絶対に家族はいて、祖国で自分たちの帰りを待っていると伝えてくれています。あの戦争の時代にこのような考え方を持つ勇敢な人がいたことが、自分にとっても驚きで、感動しました。V6の岡田くんが宮部久蔵をとても上手に演じていてそこも本当に素晴らしかったです。彼の演技の上手さが際立った過去1の作品だったと思います。今の平和な時代であれば、生きることが一番大事という普通の考え方なのに、あの時代はそれが許されない、そんな残酷な時代でした。彼が一番平和な時代が来ることを願っていたかもしれません。戦争のない平和な時代を生きている私たちにとっては今が当たり前でしたが、今ある平和は、この戦争で亡くなった人たちの犠牲のもとに成り立っており、私たちは過去の方々に生かされているのだと気づきました。
20代女性
もともと戦争というものは怖いという思いを抱いていましたからそもそも見ないという考えを持っている人間でした。ですが、先輩から感動するからという理由で誘われて見に行きましたが、そんな軽い気持ちで行ったのに、すごい涙を流しながら見ていたのです。私はこの作品を見た後、小説も読みたくなり、小説を読んでみると、映画以上の内容がありました。それを知り、当時のことを調べたくなり、歴史を調べたうえで靖国神社にも参拝し、資料をむさぼるように見ていました。ここまで自分が戦争を調べたくなるとは、とても不思議に思います。永遠の0という作品のおかげで戦争を知ろう、知らないといけないという義務感を感じたのです。それくらいたくさんの方の思いが詰まっており、私達は決して言葉では言い表せないほどの深い魅力が詰まった作品だと思います。この作品には色んな見方があり、色んな意見もあることでしょう。例えば永遠の0はリアルじゃないなどのコメントも見ましたが私はこの映画は本当に素晴らしいと思いました。
30代女性
演出が少し過剰だったところもありましたが、映画全体としてはとても良く出来た作品だった思います。宮部は死ぬことが怖くて逃げ回っていたのではありませんでした。宮部には、守りたいものがあった、その守りたいもののためにどうしても生き残りたかった…。それに対する周りの批判や嘲笑は意に介していない、信念を感じます。自分は戦争を直接知らない世代なのですが、戦争の真実のひとつとしてぜひとも若い世代の方々にも観て欲しいと思える作品でした。決して戦争を肯定するつもりは微塵もありませんが、今ある自分たちの日常は、戦争で戦われた方々のお蔭でもある事を決して忘れてはいけないと思いました。やっぱり、そういったことからも他国からの批判がいくらあろうとも靖国に参拝しないといけないと思います。そうして過去を忘れることなく、今に感謝して生きていくこれが今私たちにできる最大の供養なのだと思いました。この映画を観たらきっと皆さんも考え方が変わると思います。それくらい影響力のあるメッセージ性の強い作品でした。
30代男性
永遠の0の感想としては、ザ・日本映画といった感じでしょうか。無駄なセリフや無駄な演出は一切なく、どの方の演技も鬼気迫るものがあり、息をのむ二時間でした。CGもイケており、本当に空戦があればこういったものだったのだろうと思いました。自分は、小説は読んだことはないのですが、この映画は一体どれほど小説に添っていたのか、そこも気になりました。まず宮部という男は、死ぬことを恐れていましたが、それは宮部の信念でもあった「生きて帰る=愛」ということが常に頭の中にあったからです。自分自身だけでなく周りもそういった考えの人ばかりだともっと戦死者は少なくなったであろうと思いますが、当時の様子を映画で見てみると、死を恐れることはいけないことという風潮があり、これがマインドコントロールかと思わされました。宮部の立場と宮部が戦死した時点での戦況下では、宮部に特攻の強制は無かった。宮部が特攻に志願した理由は、整備不良の飛行機と交換することで、かつて命を救ってくれた大石の身代わりになることで、そこで信念を捨てるのが、宮部らしいと思ってしまいました。結果として大石は、生き延びて、日本に帰り宮部の奥さんと子供を守っていきます。そこに宮部はいなくとも、宮部が信頼した大石という男に宮部の思いが重なっていたのですね。そんなラストもあり、映画を見終えた後は、ずっと放心状態でした。
40代女性
映画の序盤から「生きて家族のもとに帰るんだ」という台詞が何度もありますが、これはもしや死ぬことを美談としている映画なのか?と思わされました。いわゆる反戦ドラマなのか?とも思っていましたが、そうではありませんでした。ただただ純粋に守りたい家族のために生き残りたいその思いがあったからだったのです。この映画が評価されるべきポイントは、色んな人の心に響いたという点です。戦争は現実にあった事実で、誰もが忘れてはいけないことだと改めて思い知らされました。戦争という現実を知るのが怖いからと知らないままでいるよりは、私はこの事実を知れて本当に良かったと思います。そして心からあの時代を生きた人達のことを考えて、今こうして平和な時代を生きていられることにきちんと感謝しなければならないと感じました。宮部はたくさんの戦死した人の中の一人でこういった人はたくさんいたこと、それがとてもつらく感じます。井上真央のように戦争から無事に帰ってきてくれることを願った家族はとても多かったと思います。反対に戦争から無事に帰っても待つ家族がいなくなっていた、そんな人もいたことでしょう。これほどまでに死と隣り合わせの時代を生きた人は本当に精神力が強くすごいと思いました。今はコロナもあり、ウイルスと隣り合わせ、それも死と隣り合わせという状況は似ているかもしれません。見えない敵と見える敵、その違いしかないかもしれません。私たちも生きている限り、命ある限り、精一杯生きなければいけないと思います。
20代男性
永遠のゼロは、小説を原作とした作品ですが、これが実話というのがとてもすごいです。昔を生きた人々はすごいなあと思わされます。それを二時間の映画に収めようとしているので、話がどうしても矮小化されてしまうのは仕方ないと思います。この映画を一言で言えば、実の祖父の生きてきた過去を知ろうとする孫がその時代を生きた人々に聞き込みをして回るというお話です。聞いて回るうちに、逃げ腰だった宮部をよく思っていなかった人が多くいることがわかり、三浦春馬も段々と祖父をそういった人だったと思っていきます。しかし、実際はそうではなく、本当の男だったということがある人への聞き込みで判明します。それで本当の祖父の生き方を知った三浦春馬ですが、中でも祖母役の井上真央さんの熱演は見事でありました。戦闘シーンにしても、もちろんCGではありますが、そんなことを感じさせないくらいのクオリティで、感情移入してしまいました。あれほどの勇気をもって特攻していく皆さんは本当にすごいと思います。こういった伝説を作るのは残念ながら命を懸けて死んだ者ではなく、生き残った者です。こうやって戦争から時間が経っても映像化されて後世に語り継がれるということは大切なことだと思います。
※「紹介している作品は、2021年3月時点の情報です。 現在は配信終了している場合もありますので、詳細はFODプレミアム公式ホームページ
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