ドラマ『妖怪人間ベラ 〜Episode 0〜』は、2020年9月に公開された映画『妖怪人間ベラ』の前日譚としてネット配信されたドラマです。
ドラマでは、なぜベラが「人間になんかなりたくない」と思ったのかということをテーマに、映画よりも前の物語を描いています。
主演は大友花恋さんが務め、映画と同じくemmaさんがベラ役を務ています。
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ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】の見どころポイント
ドラマ『妖怪人間ベラ 〜Episode 0〜』の見どころは、映画につながるエピソードを描いた作品だというところです。このドラマを見ればもちろん映画は理解しやすくなりますし、更に面白く感じること間違いありません。人間になんかなりたくないというセリフは、とも印象的ですよね。かの有名な妖怪人間ベムでは、早く人間になりたいと願うのですから、それとは全くの反対の思いを描いた作品だということになります。主演の大友花恋と、ベラ役のemmaはそろって美人で、それだけでも眼福があります。女子高で起こるいじめから段々とベラの存在感が大きくなっていくことからも、見ていてスッキリとする作品です。地上波では放送されず、ネット配信だけでしたので、この作品を知っている人が少ない中で、とても人気を得たことが納得できる、そんな濃い内容となっています。
ここが見どころダヨ
また記事後半では、あらすじ・キャスト等の作品情報や、みんなの感想・ネタバレ情報なども紹介していますので、併せてチェックしてみて下さいね。
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】の平均視聴率・比較
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】の平均視聴率を他の有名なドラマと比較してみました。
<参考>平均視聴率・比較 | |
作品名 | 平均視聴率 |
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】 | 非公表 |
ドラマ『ドクターX・4期』 | 21.49% |
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』 | 14.47% |
ドラマ『グランメゾン東京』 | 12.74% |
ドラマ『凪のお暇』 | 9.94% |
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】を視聴デキる動画配信サービス
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配信状況チェック表/2021年2月23日 現在 |
配信サービス名 | 配信状況 | 無料期間 | 月額料金(税込) | 視聴期限 |
FODプレミアム | ◎ | 2週間 | ¥976 | 未定 |
Paravi | ☓ | 2週間 | ¥1,017 | |
hulu | ☓ | 2週間 | ¥1,026 | |
TELASA | ☓ | 15日間 | ¥618 | |
U-NEXT | ◎ | 31日間 | ¥2,189 | 未定 |
Netflix | ☓ | ナシ | ¥880 ~¥1,980 | |
dTV | ◎ | 31日間 | ¥550 | 未定 |
AmazonPrimeVideo | ◎ | 30日間 | ¥550(¥4,896/年) | 未定 |
TSUTAYA TV | ▲ | 30日間 | ¥1,026 | 2022年3月31日 |
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大人の事情で地上波では観られない作品もあったりして、みたい作品を制覇出来るのはまだまだ先になりそうです。
私の体験談
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】の作品概要とキャスト・スタッフ
ここからはドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】の関連情報になります。
まずは作品概要から。
ごく普通に見える女子高生、大野詩織(大友花恋)。彼女のクラスに、ある日「梅ノ木坂ベラ」(emma)が転校生としてやってくる。担任に促されてベラが座ったのは、数ヶ月前、とある“事故”で亡くなった詩織の親友・佐々木梢(小川あん)の席だった。詩織は梢と幼少期から持ち続けている思い出の品、万華鏡のキーホルダーをなぜかベラも持っていることに気づく。詩織は、ベラの中に梢の影を見てしまう。
クラスメイトたちはベラの美貌に興味を持ち、声をかけるが、ベラは一切反応しない。ベラの態度に憤慨したクラスメイトたちは、ベラに悪質ないじめを仕掛けていく。
その悪意を見せられたベラは闇夜に「早く人間になりたい、でもあなたにはなりたくない」と呟く。
ベラと接触することで、自分の心の闇に触れてしまうクラスメイトたち。彼女たちは毎話、欲望のままに自滅していく。
一方、梢の死から立ち直れない詩織は、心療内科の霧島(六角精児)に、ベラが転校してから次々に壊れていく学園の様子を独白してゆく。
ベラはなぜ詩織のもとにやってきたのか、梢とベラの関係、そして梢の事故死の真相は?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
次はキャスト・スタッフ情報です。
キャスト
大友花恋/emma/田中珠里/北原帆夏/野田美桜/鳴海唯/森田想/小川あん/野村宏伸/六角精児
スタッフ
STAFF
監督
筧昌也(1,2,5,6,9,10話)・平林克理(3,4話)・土岐洋介(7,8話)
脚本
保坂大輔(1,2,5,6,9,10話)・筧昌也(3,4話)・ヨシゲンヤスオ(7,8話)
音楽:野崎美波
ストーリー原案・脚本協力:児玉和土
製作:勝山倫也・柴田邦彦
企画・エグゼクティブプロデューサー:紙谷零・麻生一宏
プロデューサー:古谷大輔・井上勝哉・小出由佳
制作プロデューサー:宇田川寧・武井哲
撮影:宮﨑悟郎
照明:及川厚
録音:赤澤靖大
美術:中山慎
記録:石田眞理
編集:古川達馬
ヘアメイク:田鍋知佳
スタイリスト:椎名倉平・水野遼平
音響効果:松浦大樹
キャスティング:山田圭介
制作担当:片山大介
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】の各話あらすじ(ネタバレあり)
1話
大野詩織(大友花恋)のクラスに、ある日「梅ノ木坂ベラ」が(emma)転校生としてやってくる。クラスメイトたちはベラの美貌に興味を持ち、声をかけるが、ベラは一切反応しない。ベラの態度に憤慨した彼女たちが、ベラに仕掛けた転校生の洗礼とは…。
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
2話
深夜、詩織(大友花恋)の目の前で学校の屋上から転落したベラ(emma)は無傷で登校する。ベラを追い込むことに失敗した彩音(北原帆夏)は、かおる(田中珠里)、凛(野田美桜)に無視されてしまう。追い込まれた彩音は、夜の繁華街で盗みを企むが、そこにベラが現れたのだった。ベラと接触した彩音が迎えた結末とは?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
3話
裏アカを使い、素性を隠してニンスタをしている凛(野田美桜)。自分が学園イチのフォロワー数を持っているのに、言えないでいる。ある日、1枚の写真がきっかけでフォロワー数を減らしてしまった凛。詩織(大友花恋)ボランティアで訪れた御手洗家で、“いいね”獲得のために考えた凛の作戦とは?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
4話
凛(野田美桜)の“作戦”で裏アカのフォロワー数は順長に回復したが、作戦の一部始終が御手洗幸子(白羽ゆり)にバレてしまい、制裁を受ける凛だったが、それでもニンスタに固執する凛に、ベラ(emma)は「いいね」と声をかける。凛が求めた、私だけの場所とは?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
5話
アイドル活動をしている浅川七海(鳴海唯)は、母親のミツコから異常な愛情を注がれていた。七海はマネージャーとの関係を公にし、アイドルを引退したいと思っている。そのために自ら週刊誌にネタを売るため、詩織(大友花恋)にネタ作りの協力を依頼する。七海の願いは叶うのだろうか?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
6話
七海(鳴海唯)の計画は、あっけなくミツコに握りつぶされ、七海は学校を退学させられる。クラスメイトたちの一連の事件は梢(小川あん)の復讐だと確信した詩織(大友花恋)は、御園麻里亜(森田想)にベラ(emma)のことを相談する。 詩織が語る梢の事故の真相は?七海は本物の愛を手にできるだろうか?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
7話
成績も優秀でクラスのリーダー的な存在のかおる(田中珠里)。かおるの父の英樹(河相我聞)はCMにも出演する有名予備校講師で、かおるの勉強も指導している。かおるは転入生なのに中間テストで1位をとったベラ(emma)の後をつける。ベラが入ったのは雑居ビルだった。そこでかおるが手に入れたものとは?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
8話
父、英樹(河相我聞)の期待に応えたいかおる(田中珠里)は、クスリに依存し、手放せなくなるが、クスリを買う金も底を尽き、麻里亜(森田想)に紹介された売春に行く決意をする。しかし、かおるはギリギリのところで、相手の男性を殴って逃げ出してしまう。かおるに訪れる驚愕の運命とは?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
9話
彩音(北原帆夏)、凛(野田美桜)、七海(鳴海唯)、かおる(田中珠里)が次々と破滅していくのを間近で見ていた詩織(大友花恋)は、極限まで追い込まれていた。心療内科の霧島(六角精児)に梢(小川あん)の死の真相を独白する詩織。ベラと梢の関係を麻里亜に伝えるが、一切動揺しない麻里亜。詩織がたどり着いた、父、隆一郎(野村宏伸)が隠していたベラと梢の関係とは?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
最終話
詩織(大友花恋)から、ベラ(emma)の正体を聞いた麻里亜(森田想)。は、ベラを殺そうとするが、失敗に終わる。対峙する詩織、ベラ、麻里亜。梢(小川あん)は何故死に追い込まれたのか、この事件の真相が全て明かされる。果たして、ベラは梢との約束を果たし、望み通り、人間になることができるのだろうか?
引用:ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】公式サイト
ドラマ【妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~】を観たミンナの感想(ネタバレあり)
20代男性
妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~は、最初は暇つぶしのつもりで一話だけ見てみるつもりだったのですが、なんと一気に全部見てしまいました。それくらい面白く内容が充実しているドラマで一気に見ても疲れを感じないくらい作品に没頭してしまいました。出演者の方々は、みんなそろって若いのに、なぜだかとても演技が上手いことが印象的でした。ぶっ飛んだ内容のストーリーなのに白白さを全く感じない仕上がりで、それは構成がいいのか、演者の方の演技力が素晴らしいのか、不思議に感じるほどでした。出演者全員美形ぞろいで、見ているだけで癒されるそんなドラマでしたが、ひとつだけ残念だったことがあります。それはタイトルが妖怪人間である必要性、それが感じられなかった事でしょうか。妖怪人間ベムの延長だと思って見始めると少し違和感を感じてしまうくらい妖怪人間らしさがありません。裏を返せば、それくらいみんな美しいということです。そしてこれだけは言いたいのですが、割と重たい話で物語は進んでいくのに毎回出てくる妖怪人間の歌で死ぬほど笑ってしまうので、ヤメてほしいなと思います。笑
30代女性
このドラマはいじめっ子への復讐劇を描いた作品です。確かに妖怪人間でやる必要は全くないな、とは思いますが、それ以上にどうやって同級生たちに復讐していのかが気になってしまいドンドンはまって、まんまと最後まで見てしまったくちです。主役の子もよかったですが、いじめっ子役の女優さん達の演技が素晴らしかったと思います。9話で気になったのが六角精児が目をやった先にベムっぽい帽子があったことです。これはまさかの六角さんがそうなのか?と伏線を引かれた感がありました。続きは映画でどうぞというパターンなのかなと思うので、映画を楽しみにしています。
40代女性
映像研実写の監督さんが好きで、映画の妖怪人間ベラも監督されていると知り、それの前日譚として放送された本作も視聴しました。配信されている10話すべて一気見してしまうくらいでした!本作ドラマは、映画とはまた違った監督さん達が監督されているようですが、映像研実写に出演されている女優さんもたくさんいましたね。それが嬉しかったです。今回のドラマですが、Emmaさんがとても良い感じでした。Emmaさんは、えまななの二人名義でkindleから写真集も出しておられますが、写真集は健康的で明るいモデルさんですが、本作ではとてもミステリアスな部分を感じられて良かったです。変身した姿が映るのは、三本指の手を含む腕だけなのですが、こんな美人女子校生が全身モンスターに変身してしまうのはとてももったいなく感じました。外見がおどろおどろしい妖怪人間なんかよりも、女子校生達の心の闇を操って、少女たちを追い込んでいくベラはとても妖怪らしいなと思いました。同じようなジャンルの、笑うセールスマンとは一変してテイストが全く違いますが、このドラマにはこのドラマのよさがあります。なんにせよ、妖怪人間の設定など忘れられるくらいに、楽しめるいい作品でした。面白かったです!
20代男性
妖怪人間ベラ~Episode0(ゼロ)~は、普通に面白かったですが、しかしけっこう胸糞の悪い作品でもあったと思います。その胸糞の悪い感じをうまく調和しているのが唐突に始める歌でしょうか。僕だけかもしれませんが、ここで笑ってしまうのが常なので、ここで、胸糞悪さを調和しているのかなと思いました。主役のベラさんは人間になってしまうよりかは、ユーチューブとかで歌う謎の歌い手として活躍される方がよっぽど良いのではないかと思いました。ドラマは全体的にはホラーテイストの映像で流れていくので、魅せられるものがあります。しかし、ストーリーと音楽が単調すぎて中だるみしてしまった感もありました。しかし最後まで見られたのはやはりストーリーの面白さだったのではないかと思います。流れる映像には、血しぶきのシーンも多いのですが、そういったシーンが苦手な方は見ない方がいいかもしれません。ツッコミどころ満載のドラマですがそれをカバーするくらい役者の演技が全体的に上手く、中だるみするとは言いつつも最後まで楽しませてもらったくちです。続きは映画になるらしいのですが映画の作中にはベムらしき人も出てくるそうですし、3つのタンクの内の1つだけがまだ割れてないということはベロはまだ覚醒していないということなのか?と今から想像が膨らみ続けています。映画も楽しみにしています。
30代男性
このドラマ以前に実写化された亀梨くんが主役を演じられていたときのドラマでは、『妖怪人間ベム』という作品の色がとても色濃く押し出されていたことが印象的です。アニメのテイストも作中には多く取り入れられていましたが、今回の『妖怪人間ベラ』では、以前のドラマで描かれていたような『妖怪人間ベム』の要素がとても少なく、普通の学園物のドラマだなと感じました。また、亀梨くんが演じていたドラマでは、全身コスプレっぽい感じの要素があったのですが、今回その要素は無いので、そういうものに抵抗があるという人にも受け入れられる万人受けする作品だと思いました。作品としては、若手の女優さんが非常に多く出演されておりますが、どの女優さんもキャラクターの個性が際立つ、そんな素晴らしい演技をされているところが魅力的でした。彼女たちには、今後も活躍してくれることを期待してしまいます。特に、かおると凛のエピソードは自分の中でとてもお気に入りで、2回も見てしまいまったほどです。楽しませてもらってありがとうございました。
30代女性
主演の大友花恋ちゃん見たさで視聴をスタートしました。そんな安易な気持ちとは裏腹に一気に最終話まで観てしまいました。それくらい面白かったです。ドラマではあっさり描かれていることも多いのですが、妖怪人間の由来となる部分などをもう少し見たかったなというところが本音です。しかし本作は少女の群像劇を描いており、そこはあまり重要でなかったのかもしれません。そのあたりが刺さる人にはとてもウケる作品かと思います。妖怪人間状態の指が少しだけ大きすぎないかなというところは個人的に気になりましたが、ぬーべーもこれくらいでしたし、中に人の手が入ってるから仕方ないのかなとも思います。それにしても大友花恋ちゃんはほんとにいい女優さんだとこの作品で痛感しましたね。これからの活躍がとても楽しみな女優さんです。六角さんがかぶっていた帽子が映画への伏線だったのか単なるオマージュだったのかは少し気になるところではありますが、それは映画を観てのお楽しみですね。
20代女性
私がこのドラマを見たきっかけは、以前、杏さんが演じていらっしゃった妖怪人間を見ていたからです。そして、もう一つの理由が主なのですが、主役の子が好きだったからです。もしかすると、ベラが主役なのかもしれませんが、花恋さんは新米姉妹のふたりごはんというドラマに出ていらっしゃって、とても演技や雰囲気が良かったのでこのドラマを見てみる気になりました。知っている妖怪人間のドラマから予想していた内容とは大きく異なる内容となっていましたが、気分の悪くなるストーリーでもありました。おそらく今時の女子高生ってこんな感じなのかなあと察するほどに陰湿で、絶望感さえある作品でした。お金のためであれば、身体を売ってしまうし売春の斡旋までしています。スマホでいじめるのは当たり前で、どれも実際にあるということが信じられないほどでした。彼女たちにはもっと自分を大切にしてほしいと思います。私たちの時代には、こういった切迫した雰囲気をまとった子はいなかったですし、こればかりは時代のせいなのかと悲しくなってしまいます。物語はとても上手に展開されており、見ていて飽きることはありません。若い女優さんたちの演技力も素晴らしく若さゆえに物足りないなんてことは一切ありませんでした。脱帽です。とにかく視聴する意欲が止まらず、あっという間に全て見てしまいました。
30代男性
ドラマは1-2話ごとに各キャラクターを深く堀り下げていくのですが、各話重たいテーマを扱っているものの非常にテンポがよく進んでいき、ストーリーがトントンと進むので、あっという間に10話、まで見終えることができます。これもオススメできるポイントの一つです。また昨今のドラマでは珍しい、血しぶきのシーンもまあまあ流れますが、ホラーというよりはサスペンス要素が強いので、ホラーが見られない苦手だという人でも楽に見れると思います。物語にはホラー的な怖さは一切ないので、苦手な方にはここもオススメしたいポイントです。ホラーに見えてそうでない暗黒女子やアウターゾーン、エコエコアザラク、そして笑ゥせぇるすまん、地獄少女なんかが好き人にとってはとても好みの作品になるかと思います。この作品は普通にテレビで放送されてもいいなと思えるくらいの作品でしたが、残念ながら映画の前段階を描く作品としてネット配信だけにとどまってしまいました。とてももったいないなと感じます。妖怪人間の3人の中でもベラは非常に正義感が強い子で、悪事を許さない、そんなベラらしい行動が随所に散りばめられており、最後まで見ていくと、「人間になりたいけど、でも人間にはなりたくない」という心の奥底にあるベラの思いや葛藤がより鮮明に描かれていました。私はここで妖怪人間というテーマらしい作品に仕上がっているなと感じました。個人的には最終話のエンディングがとても大好きです。
20代女性
このドラマには単なる勧善懲悪や復讐劇なんていう簡単な仕返しでは終わらない深さがある作品です。回を追うごとに少女達の心の闇が暴かれて行くのですが、ベラは目的の達成感よりむしろ絶望していっているようにも見えてしまいます.。その内面が実は「人間になりたい」から「でもあなたにはなりたくない」を経ていき、最終話の「人間にはなりたくない」へと至る部分に見せているのではないでしょうか。「キカイダー」や「ピノキオ」の最後のセリフと同じなのはとても興味深く、制作陣の意図が感じられます。このセリフを言えるのは当然、人間ではないモノだけなのですが、それを女子高生の姿をしたベラに言わせるアイデアが非常に面白いと思いました。俳優の演技もとても高い水準で、見やすいなと思いますし、出来事の整合性もきちんとありました。最終話のエンディングでも、あの有名なテーマ曲を登場人物がメドレーで歌い上げるのですが、誰がどのパートを歌っているかというところも作り手のメッセージで発信されているのではないかと読めてきます。そしてそう呼んでいくと、流して聞くのはもったいないと感じるようにもなってきます。こうして世にも悲惨なカーテンコールを見ていると、少女達はそれぞれの幸せが欲しかっただけなのかという単純なことに気づき、ただ手段を誤ってしまっただけなのかと気づきました。見かけはチープに見えてしまうかもしれませんが、そんなことに惑わされずに一見してほしいお勧めの作品です。
40代男性
このドラマの始まりは、仲のよかった友人たちとの仲たがいから始まります。女子高生ちのちょっとした事がきっかけとなってしまい、そこからひどいイジメが始ります。そして最後には不慮の事故が起きてしまい、帰らぬ人へとなってしまいます。そしてその悲しい事故の数カ月後に転入生がやってきます。その転校生こそ「ベラ」なのです。ベラは親友詩織の父である医者によって、生き返ったこずえでした。しかしその体には「ベラ」が宿っており、体を支配しているため、容姿もこずえではなくなっていて誰もこずえだとは気づきません。そんな中で「復讐」が始まります。ドラマでは、ベラが直接手をくだすことはなく、復讐相手の状況をこちらがわにとってうまく利用して、死へとつなげていくのです。各話一人ずつ違う演出でテイストもガラっと変わるため、10話あっても視聴者を飽きさせることはない仕上がりとなっています。最後の詩織に対してだけは、手で押してしまうのですが、あのシーンは、なんとか手を下さない仕組みにしてほしかったなと個人的に思います。この作品は、伏線も回収もしっかりとできており、突っ込みどころは少なく起承転結にうるさい方でも見やすい作品だったと思います。この作品は、10話一気に見て楽しめる★5つの作品だったと思います。
※「紹介している作品は、2021年2月時点の情報です。 現在は配信終了している場合もありますので、詳細はFODプレミアム公式ホームページ
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