ドラマ【Dr.コトー診療所】は、山田貴敏の漫画が原作となっています。
主人公の医師・五島健助役を演じたのは吉岡秀隆。診療所の看護師役には柴咲コウが起用され、大ヒットしました。
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この作品は、映し出される情景が美しいことでも話題となりました。撮影の舞台は沖縄県の与那国島。美しい海と空が広がり、観ている側も島民であるかのような錯覚に陥る作品です。そこで描かれる人間模様は温かく、都会で暮らす人達からは羨望の声をも聞かれました。
医療ドラマならではの緊迫したシーンだけでなく、穏やかな気持ちになれるシーンも多くあったため、普段医療ドラマを観ないという視聴者からも好評を得ました。
主題歌に起用されたのは中島みゆきの『銀の龍の背に乗って』。ドラマのヒットも相まって20万枚以上の売上を記録しています。また、工藤静香や槇原敬之など様々なアーティストがカバーしているのにも、その人気ぶりが伺えます。
ここが見どころダヨ
また記事後半では、あらすじ・キャスト等の作品情報や、みんなの感想・ネタバレ情報なども紹介していますので、併せてチェックしてみて下さいね。
目次
ドラマ【Dr.コトー診療所】の平均視聴率・比較
ドラマ【Dr.コトー診療所】の平均視聴率を他の有名なドラマと比較してみました。
<参考>平均視聴率・比較 | |
作品名 | 平均視聴率 |
ドラマ【Dr.コトー診療所】 | 19.0% |
ドラマ『ドクターX・4期』 | 21.49% |
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』 | 14.47% |
ドラマ『グランメゾン東京』 | 12.74% |
ドラマ『凪のお暇』 | 9.94% |
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配信状況チェック表/2021/2/10 現在 | ||||
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違法アップロードの詳しいリスク解説は、こちらの記事を参考にしてください。
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大人の事情で地上波では観られない作品もあったりして、みたい作品を制覇出来るのはまだまだ先になりそうです。
私の体験談
ドラマ【Dr.コトー診療所】の作品概要とキャスト・スタッフ
ここからはドラマ【Dr.コトー診療所】の関連情報になります。
まずは作品概要から。
『Dr.コトー診療所』は、離島医療に情熱をかけ、命の尊さに執着する青年医師、五島健助(吉岡秀隆)の熱い闘いを描きます。
人間関係が希薄な都市と違い、島民がみな家族と言われるほど、人の結びつきが強い共同体を舞台に、親子、夫婦、友人といった人と人とのつながりを深く見つめていきます。
島には、手つかずの自然が息づき、そのすばらしさとともに、漁業など自然の恩恵にも預っています。しかし同時に、自然の厳しさと共存していかなくてはならない島の生活があり、そこには、愛も憎しみも孤独も喜びも、すべてイキのいい直球勝負の感動があるのです。満足な医療設備も整わない孤島の診療所にもかかわらず、健助は、決してあきらめません。どんな困難なオペにも、そのテクニックと情熱で立ち向かいます。
「病気を見ずに、人を見ろ!人が人を治すんだ。」
医療の原点。
人が生きていくという事。
『Dr.コトー診療所』は、病気、命、家族といった普遍的テーマを、濃密な人間関係、手つかずな大自然が残る南海の孤島を舞台に描く、スケールの大きなヒューマンドラマです。
次はキャスト・スタッフ情報です。
キャスト
吉岡秀隆
柴咲コウ
時任三郎
朝加真由美
大塚寧々
富岡涼
泉谷しげる
筧利夫
小林薫
スタッフ
脚本 – 吉田紀子
原作 – 山田貴敏
音楽 – 吉俣良
主題歌 – 中島みゆき「銀の龍の背に乗って」(作詞・作曲:中島みゆき、アルバム「恋文」に収録)
挿入歌 – 柴咲コウ「思い出だけではつらすぎる」(作詞・作曲:中島みゆき、アルバム「蜜」に収録)
原案協力 – 上阪泰幸、宇都宮紀子、山川恵一(小学館「週刊ヤングサンデー」編集部)
取材協力 – 鹿児島県下甑村立(現:薩摩川内市)手打診療所
協力 – 沖縄県、与那国町、日本航空、日本トランスオーシャン航空、沖縄テレビ放送、渋谷ビデオスタジオほか
ドラマ【Dr.コトー診療所】の各話あらすじ(ネタバレあり)
#1 美しい南の島から、心温まる感動の物語
五島健助(吉岡秀隆)は、将来を嘱望された優秀な医師として東京の病院に勤務していた。だが、ある事をきっかけに健助は医師のいない孤島への赴任を志願。南の島の村にやってきた。だが、医者の招聘に積極的な役場の民生課課長・星野正一(小林薫)以外の村人たちは、やってきてはすぐ去って行く医者たちのことは全く信用しておらず、健助もまた単なる、「変わり者」としか見てもらえずにいた。それでも健助は、診療所で星野の娘で看護師の彩佳(柴咲コウ)とともに患者がやって来るのを待った。
そんなある日のこと、漁師の原(時任三郎)の一人息子・剛洋(富岡涼)が急性虫垂炎になった。健助は、至急手術が必要と判断するが、原は村の医者は信用できない!と本土の医者に診せるため剛洋を漁船に乗せるとさっさと出港してしまう。本土までの6時間、剛洋は持ちこたえられないと思った健助は、彩佳と共に漁船に飛び乗った。
#2 故郷で暮らす母へ
五島健助(吉岡秀隆)がこの島に医者としてやってきて数週間が過ぎた。剛洋(富岡涼)を船上で執刀したことは、新しい医者は変わり者と噂される原因となってしまったが、剛洋だけは唯一健助を信頼してくれるようになっていた。診療所で看護士をする彩佳(柴咲コウ)は、そんな健助をコトー先生と呼び、村人たちのことなどを話してくれた。そんな中、コトーが気になったのは、内つる子(千石規子)という長老のこと。実は、コトーはつる子の目頭にあるおできのような盛り上がりに気が付いていた。
そして数日後、コトーの不安は的中。つる子は吐血して息子の誠(國村隼)によって診療所に運びこまれたのだ。診察の結果、腹部の血管がコブ状に膨らみ、放っておけば血管はたまった血液により破裂。命も落としかねない切迫した症状だという。だが、つる子は本土への転院も手術もしない!とつっぱねる。そこでコトーはついに、自らが執刀することを決意するが...。
#3 赤ちゃんを助けて
剛洋(富岡涼)、そしてつる子(千石規子)を続けて救ったことで、島の人のコトー(吉岡秀隆)に対する見方も少しずつ変わり始め診療所にも人がやってくるようになった。
そんな中、彩佳(柴咲コウ)と共に訪れた坂野家で、嫁で妊娠中のゆかり(桜井幸子)と出会ったコトーはゆかりの足に浮腫を確認し、ぜひとも一度診療所にくることを勧める。しかし、風邪で伏せっている義母を気遣うゆかりは診療所へ行く前にと実家を訪れ、台所で倒れてしまった。
急遽、坂野の実家へ向かったコトーは、妊娠中毒症による子癇発作と診断。だが、なにぶん初めてのことで迷いもあり、東京の原沢咲(石田ゆり子)へと電話を入れた。咲からのアドバイスは、手遅れになれば母体は危険、すぐに手術を、というものだった。しかし島には早産に対応できる設備がない。本土への搬送の手配と受け入れ先の確保のためコトーは電話をかけまくるのだが、ゆかりの症状はさらに悪化の一途をたどる。母体を助けるためには子供を諦めなければならないという苦渋の選択を坂野家の人々はもちろん、コトーも迫られることになる。迷いに迷った末、コトーは、ゆかりを救う道を選び、手術を行おうとするが・・・。
#4 病気を診るな、人を診ろ
ある日、診療所に芦田ゆき(木村佳乃)という女性が訪ねてきた。咲(石田ゆり子)の後輩だというその女性は、東京でコトー(吉岡秀隆)の診療所のことを知ってわざわざやってきたのだという。突然の女性の訪問者に心穏やかでない彩佳(柴咲コウ)。
ほぼ同じ頃、島には代議士・芦田(竜雷太)がやってきた。秘書の純一(井澤健)は島の出身である。星野(小林薫)、安藤(泉谷しげる)らも駆け付け島をあげての大歓迎が行われた。その後純一は、芦田を母の広子(白川和子)の元に連れていったが、先を急ぐ芦田は挨拶もそこそこに車を出せと純一に命じる。仕方なく車をバックさせようとした純一だったが、バックミラーに広子の姿が現れ、それを避けようと家の前に立てかけてあった材木に接触。広子は倒れてきた材木を避けきれず転倒し足を負傷してしまう。純一はすぐに広子のもとに駆け寄るが、何でもないと言う言葉を聞いて、また芦田にも促されその場を去らざるを得なかった。
その日芦田は島にゴミ処理場を建設する計画を島の人々に打ち明けるが猛反発を受けてしまう。母の様子が気になる純一だったが、ゴミ処理場の件を島の人々に納得させるべく、翌日の講演会の原稿の全面書き直しを命じられ、なかなか広子もとに行くことができない。
そして翌朝、ようやく駆け付けた実家で純一は足が丸太のように腫れあがって苦しむ広子を発見。コトーの診療所へと運びこむのだが・・・。
#5 手術で治せない病
芦田(竜雷太)がゴミ処理場構想の演説中倒れ、コトー(吉岡秀隆)のもとに運び込まれた。芦田はそこに娘のゆき(木村佳乃)がいることに驚く。だが、入院一週間と告げられた芦田の心境は穏やかではなく、周囲の心配をよそに気に掛かるのは仕事のことばかり。
そんな中、芦田の秘書・純一(井澤健)の母・広子(白川和子)が病室から姿を消した。広子は、芦田の病状を案じ、不自由な足にもかかわらず神社にお参りに行ったのだ。何とかコトーと純一に発見された広子は、足の切断という最悪の事態を免れ、手に入れたお札はゆきを通して芦田本人へと渡される。だが、まだ自分の状況を受け入れられない芦田は、そんな彼女の好意も素直に受け入れることができない。
そして、芦田親子に振り回されることに苛立つ彩佳(柴咲コウ)は、茉莉子(大塚寧々)の店へと出かけた。だがこの時、茉利子も離れて暮らす息子が行方不明になったとの知らせに心を痛めていたのだった。
#6 愛するわが子へ
往診の途中、コトー(吉岡秀隆)と彩佳(柴咲コウ)は、つる子(千石規子)から見かけない少年を紹介された。少年は竜一(神木隆之介)といい、東京で暮らしているはずの茉莉子(大塚寧々)の息子だった。息子が東京の家を出たとの連絡を受けていた茉莉子は、竜一に会うと、すぐに東京に戻るように伝える。久しぶりに会ったせいかぎくしゃくする二人を見かねた原(時任三郎)は、自宅での夕食に二人を誘い、茉莉子と竜一が話す場を持たせようとする。しかしその直後、竜一が行方不明になってしまった。一緒に遊ぶよう言われていた剛洋(富岡涼)は、責任を感じ、コトーと一緒に島中を探しまわる。その時竜一は、あやまってがけから落ちて怪我をしてしまっていた。
#7 巣立ち
茉莉子(大塚寧々)の息子・竜一(神木隆之介)はコトー(吉岡秀隆)の懸命の治療のかいあって順調に回復に向かい、完治するまで島にとどまることになった。茉莉子も母の顔になり、息子としばらく一緒に過ごせることを喜ぶ。
そんな中、重雄(泉谷しげる)の娘のリカ(伊藤歩)が久しぶりに島に戻ってくることになった。東京で美容師になるために頑張っているという自慢の一人娘である。港まで出迎えに行った重雄だったが船上に姿を現したリカを見て呆然とする。彼女は妊娠していたのだ。計り知れないショックを受けた重雄は診療所にリカを引っ張っていき、絶対に産むことを認めないと言い渡す。すでに臨月だと言い聞かせるコトーに対して見当はずれの逆上まで始める始末。
島に残っているリカの唯一の幼なじみである彩佳(柴咲コウ)は、きちんと重雄に説明し、理解してもらって産むべきだという。だが、容易に現実を受け入れることができない重雄はリカと再び口論。家を出て行ってしまう。だがその時、突然リカが産気づいた。台風が接近し次第に暴風雨が激しさを増す中、コトーとつる子(千石規子)は・・・。
#8 救えない命
本土での研修を終え、戻ってきた和田(筧利夫)が島へと戻る船の上で素敵な女性と運命的な出会いをした、と喜色満面で皆に話している。彩佳(柴咲コウ)はもちろん若い漁師たちはどこか半信半疑。ただコトー(吉岡秀隆)だけは、それはよかったと素直に喜んでくれる。しかし、突然診療所にやってきたその女性を見たコトーは目を疑う。なんとそれは、原沢咲(石田ゆり子)だったのだ。咲のことは瞬く間に、島の人達の間に広まった。重雄(泉谷しげる)は、結婚して島で開業するか、はたまた東京に帰るのか、などと原(時任三郎)や茉莉子(大塚寧々)に吹聴する始末である。
その頃、コトーは咲から島に来た本当の理由を聞かされていた。海外赴任することになった同僚から、一緒に来て欲しいと誘われたものの、一人では決断できずにこうしてやって来たのだと言う。だが、コトーにもその答えは出せそうにない。
その時、一夫(納谷真大)が父・明夫(今福將雄)の容体がおかしいと診療所に駆け込んで来た。コトーは明夫のことは以前から気になっており、すぐに往診に向かう。
そしてその後の検査で、コトーは明夫がガンだと診断。一夫と妻の道子(森上千絵)に本土での検査、手術を進めた。だが、その直後コトーは、星野(小林薫)を通じ、明夫が見知らぬ医師よりコトーに執刀して欲しいと望んでいることを聞かされ、気持ちを汲みたいと診療所でのオペを決意。咲にも助手をして欲しいと頼んだ。しかし、咲はこの決断に反対だった。コトーに負担がかかるのはもちろん、島の医療はコトーの自己犠牲の上に成り立っているとしか思えないからだ。彩佳と咲は真っ向から対立することになってしまう。
そして数日後。コトーは明夫の願いを叶え、そして皆の期待を背負いながら診療所でのオペを開始するのだが・・・。
#9 暴かれた過去
重雄(泉谷しげる)たちが茉莉子(大塚寧々)の店に集まりコトー(吉岡秀隆)のことを話していると、東京から来た週刊誌の記者である巽健司(津田寛治)という男が、もっと聞かせて欲しいと話に入ってきた。評判の医師を記事にしたいのだと言う。それを聞いて島に来てからのコトーの活躍を得意気に話す重雄。だが実は、巽はコトーを深く恨んでいたのだった。
巽は、金持ちの患者を優先して女子高生を見殺しにした、という過去自分の書いた特集記事のコピーを茉莉子を始め島の人々に渡し始める。それを知って不安になる彩佳(柴咲コウ)と和田(筧利夫)。その女子高生の兄である巽はまだその恨みを忘れておらず、コトーを追って島へとやって来たのであった。噂は瞬く間に島中に広がり、島の人々は半信半疑ではあったが、診療所を訪れる者はいなくなってしまう。
医者を島に招く際の責任者でもある星野(小林薫)は、コトーから島の人々の前で自分自身が週刊誌の記事の件について説明する、という申し出を受ける。コトーが島にいられなくなるのではないかと恐れる星野だったが、本人からの強い希望に渋々了承した。だがその日、会場である公民館に向かおうとしていた巽の車の前に剛洋(富岡涼)ら四人の子供たちが立ちはだかった...。
#10 この島を出て行け
コトー(吉岡秀隆)は、土砂に埋もれ重傷を負った巽(津田寛治)と信一(斉藤大貴)の手術を行った。信一は退院し、巽の経過も良好である。だが、息子の信一よりも巽の手術を先に行ったコトーに対し山下(船木誠勝)は不信感をぬぐえない。手術を後回しにされた信一の姿を思い出すと今でも山下は眠れないと言う。それを知った重雄(泉谷しげる)はコトーには島から出て行ってもらうことを決め、診療所を訪れ本人に通告する。彩佳(柴咲コウ)と和田(筧利夫)は、これまでのコトーの真摯な姿勢から島には必要な医師であると訴えるが、原(時任三郎)や一部の人間を除いては、なかなか素直にそれを認めることができない。コトーを島に招いた星野(小林薫)は、コトーの処遇の問題で苦悩していた。そんな中、巽の退院を決めたコトーは、巽に対し、初めてあの日のことを話し始めるのだった・・・。
#11 新たな旅立ち
ついに退職願を残して島を離れたコトー(吉岡秀隆)は、以前勤務していた大学病院からの手術の執刀依頼に応えるべく東京へと向かう。胃がんを発症しているかつての担当患者が、どうしてもコトーに手術をして欲しいと願っているという。しかしその依頼には、実は大学病院内の政治的な事情もからんでいたのだった。手術が成功する可能性は極めて低く、成功すれば外科部長の功績に、失敗した場合には責任をかぶせられる可能性が高い。
一方、星野(小林薫)はコトーの一件で責任を感じてしまい、胃の痛みを訴え寝込んでしまっていた。彩佳(柴咲コウ)や和田(筧利夫)は心配でたまらない。つる子(千石規子)はせんじ薬を持って星野家を訪れる。しかし翌日、星野は・・・。
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ドラマ【Dr.コトー診療所】を観たミンナの感想(ネタバレあり)
30代男性
約18年前の作品なので今観るとやはり皆さんお若いのですが、18年経っても古さは感じられず、色褪せないどころかより和むドラマになっていて素晴らしいと思います。
そして、観ていると毎回作品の舞台となっている沖縄の与那国島へ移住したくなってしまいます。でも、私もコトーと一緒で船酔いしやすく無免許なんですよね…。そうなると自転車を用意しなきゃなぁなんて具体的な妄想までしてしまいました。
この澄み切った青空を見ているだけで、都会で揉まれて疲れ切った心が浄化されていくような感じがします。
キャストもすごく良かったです。特にこの頃の時任三郎さんは本当に好きでした。現在も様々な役柄で活躍されていますが、この頃の熱く尖った感じが良かったです!また剛洋との凸凹親子感も観ていて楽しめました。お父さんを怖がっている感じでも、いつも一緒の仲良し親子でした。
神木隆之介さんはまだ子役の時代でした。当時は、なんて愛らしい子なんだろうと思っていましたが、今観てもやっぱり変わらず可愛いです。
大塚寧々さんのアンニュイ感じも気に入っています。
観ていてとっても穏やかな気持ちにさせて貰いました。
20代男性
田舎ならでは、また離島ならではの様々な課題を乗り越えていく、自信と謙虚さを兼ね備えたコトー先生の姿が素晴らしく、自分もそんな医師になりたいと思いました。医療のシーンだけでなく、人間模様も色々な形で表現されており、毎回大変興味深く観ていました。
作品中に映し出される自然豊かな風景は、言わずもがな美しかったです。
ロケ地でモデルとなった与那国島にもいつか行ってみたいと思います。
中島みゆきさんが歌う主題歌『銀の龍の背に乗って』も、壮大な曲でこの作品によく融合していたと思います。様々な方にカバーされており、その人気が伺えます。毎回エンディングでこの曲を聴きながら、自転車に乗るコトー先生を見るだけで満足感が得られています。その他に使われているBGMも素晴らしいものが多くありました。同じく中島みゆきさんが手掛け、柴崎コウさんが歌う曲も挿入歌として使われていましたが、感動をうまく助長してくれていると思いました。
それぞれのキャラクターの描写も申し分なく、個人的には医療系のドラマでは一番気に入っています。
30代女性
どのエピソードも色んな意味で泣いてしまう、とても心に染みるドラマだったと思います。
とにかくキャラクターとキャストの演技がものすごく合っています。
離島だからこその問題だったり、人間関係だったりが色んな形で非常に鮮明に描かれているので見応えもありました。
緊迫したシーンなどでは、観ている側もドキドキしてしまいました。
作品中で使われている音楽も、どれも良い曲ばかり。
主題歌である中島みゆきさんの歌う『銀の龍の背に乗って』と、映し出される与那国島の風景と、みんなの写真がとても素敵でそこでも少し感動してしまいます。
初めて観た時、剛洋役の富岡涼くんがとてもいいと思いました。キラキラした目で憧れのコトー先生を見る姿とか、真っ直ぐで純粋な島の少年を素敵に演じていたと思います。まだ小さかった神木隆之介くんも、第4話でゲスト出演しているのですが、大人になってからの二人の共演も観てみたかったなぁと思います。
与那国島にあるロケで使われたコトー先生の診療所は、観光名所の一つにもなっているようで、この作品の影響の大きさがこの様な所でも表れています。賑やかになるのも良いですが、穏やかな与那国島はいつまでもこのままであってほしいなと思います。
20代女性
最近でもたくさんの医療ドラマがありますが、その中ではこれが一番好きです。手術シーンが苦手で医療系のドラマが苦手という人でも抵抗はないと思います。観ているうちにコトー先生も、島の人たちも、愛おしく感じられてきます。何だか優しい気持ちになれる作品だと思います。特に、あきおじの回は号泣しました。
大人になってまた観返してみてもやっぱり面白いし、行く末を知っていても感動できるし、初めて観た当時とはまた違った目線で観ることもできました。まさか酒飲みながらこの作品を観る機会が来ようとは思わなかったなぁ…。何年経っても色褪せない名作だと思います。
コトー先生の語り口は独特で、余計なことを言わないけどズバッと人の心に刺さると思います。実際にもこういう人は好きだし、自分もこんな説得力のある大人になりたいと思います。
そしてまたエンディング曲も好きでした!中島みゆきさんには他にもヒット曲がありますが、自分の中ではそのどれよりも『銀の龍の背に乗って』が一番です。
30代男性
この作品は、離島と医療の少し珍しくてかつ良い組み合わせで作られていると思います。観ていて飽きないし、回数を重ねても惹かれてしまうというところがその組み合わせがマッチしてるということを物語っています。最後まで前かがみで観てしまいました。
作品中の風景は、いつ見ても見惚れてしまいます。自分も離島は何回か行ったことがあったけれど、やっぱりどこの場所にも出せない雰囲気がその島ごとにあります。この与那国島も例外ではありません。だから、このドラマを観てるだけで心が癒され、その島に行った気分になれるから何回も観たくなるのだと思います。いつかこんな所で生活してみたいという夢まで見させてもらいました。
そして、今まで観てきたどの医療ドラマよりも“医療”あるいは“医者”というものについて学べる作品だと思っています。もしかしたら良く見える部分しか描いてないのかもしれないけれど、やっぱりそれでも“医療”や“医者”というものは、人の命の運命を手助けする素晴らしい、なくてはならないものだということを改めて感じました。
30代女性
特に、コトー先生の
“病気を見るのではなく、人を見る。”
“医者である以上、人の命に責任を持つのは当たり前のことです。”
というセリフが出てきたシーンは感動的でした。
また、コトー先生が
“志を高く、そして、いつもみんながきみを見守っていることを忘れないでください。”
と言って少年を送りだしたシーンは、今思い出しただけでも涙が溢れてきそうになります。
本当に心が温まる作品になっていると思いました。
そしてこの作品は、中島みゆきさんの『銀の龍の背に乗って』のエンディングがあってこそ、完成すると思います。シリアスな曲調ではありますが、なぜかマッチしているのです。このドラマが好きになったのは、この曲にも惹かれたというのも理由の一つです。この曲を聴くと、沖縄ののんびりした情景や島国の美しさが連想されるのは私だけでは無いのではないでしょうか。それほどこのドラマに染み付いていると思います。
実は医療系のドラマはあまり好きではないので恐る恐る観始めたのですが、この作品はリラックスして観ることができて大好きなドラマになりました。
20代女性
作品のテーマもストーリーも、王道ではあると思いますがしっかりと筋が通っていて素晴らしかったです。
島の風景もとても美しく、のんびりとした雰囲気で観ていて癒されました。抜群のロケーションを選んだなぁと思って観ていました。島の人たちの人柄が温かくて、あんな所で生活出来たら幸せだろうと妄想が膨らみました。
しかし毎回毎回感動して泣いてしまうので、そういう意味では大変でした。特に、あきおじの話では涙腺崩壊。
“もしわしが死んでも、あんたの手にかかって死ねるなら本望じゃ”
“「命は神様に、病気は先生に」じゃ。 命のことは神様にしか分からん。 だったら病気は先生にお願いします。”
というセリフや、
“わしの自慢は西瓜と藁草履 人生でこの二つ。”
という、コトー先生への手紙に残した一文は素敵でした。自分の人生や、命というものの儚さについても改めて考えさせられる名シーンだったと思います。テレビドラマのワンシーンというよりも、何だか壮大な映画を観ているかのような気持ちにさえなりました。
20代男性
初めはなかなか島の人に受け入れられないコトー先生を見ているとかわいそうになりましたが、その人柄と医療技術でどんどん信頼されていく姿を見ていると何だか安心しました。
本名は五島先生なのに、島の子ども達が親しみを込めてコトー先生と呼び始め、診療所に旗を作って飾るシーンは微笑ましかったです。
泉谷しげるさんが演じる漁業協同組合長さんは、最後まで憎まれ口を叩く役柄ではありますが、本当はコトー先生を信頼していて、でもそれを素直に表現できない感じがとてももどかしかったです。
シリアスなシーンもあり、島のおじいさんがもう治療のできない末期病で亡くなるシーンには涙が止まりませんでした。そのおじいさんの孫が「なんで助けてくれないの」と泣きながらコトー先生に訴える姿は、涙無しでは見ることはできませんでした。
島の子どもがぬいぐるみを助けてと破けたぬいぐるみを持ってきてそれを手術してあげたり、船に乗る度に船酔いしてしまったりと、シリアスなシーンの中にもほっこりするシーンが挟んであるのも、この作品のいいところだと思いました。
20代男性
この作品は主人公の五島役である吉岡秀隆さんの人を引き込む名演技もそうですが、それより人の苦悩を中心に描いた脚本や演出も素晴らしいものでした。主役の頼りない演技と、職業柄のカッコよさとのギャップ、そのマッチングが上手かったと思います。その他のキャスティングも良かったです。
漫画よりも感情移入しやすく、気が付いたら志木那島に住んで、その一部始終を見ている錯覚にすら陥るまでの世界観を上手く表現できていると思います。とにかく海の青が似合う診療所で、こんなロケーションなかなかないのではないでしょうか。
生と死に一番近いからこそ人間味あふれるドラマがあり、そこに医療でどう戦うかということがよく描かれていて、それが医者が主人公のドラマの魅力だと思います。この作品は医療ドラマのお手本とも言える傑作だと感じました。
20代女性
途中、コトー先生が可哀想すぎて見ていられないような場面もありましたが、島の人それぞれの想いや願いが交錯していて、そこに人間らしさも相まって…。言葉ではうまく言い表せませんが、すごくいいドラマに仕上がっていたと思います。
全体的に穏やかな作品ですが、その中にもきちんと緊張感があったと思います。コトー先生が島の人達と徐々に心の距離を縮めていく様子など、心温まるシーンもありましたし、逆にひやひやしてしまうシーンもあり、最後まで見応えがありました。
中島みゆきさんの歌も、当時から大好きでした。エンディングで流れる時は、なんとなく暗い入りなのですが、後半にかけて希望に繋がるような壮大な音楽で、この物語を象徴しているようでした。
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